Nまにおぢさんのキャリアコンサルティングだよー(爆死

キャリアコンサルティングなるものが世の中にあるけど、あれって新卒の子にはどうなんでしょうね。中途なら兎も角、新卒向けのあれは正直効果が良く判らん。

 

まあ、人のたつきにとやかく言うのは無粋だが。

 

ああ、なんか所謂「高偏差値大学」の学生さんに、外資金融やコンサルが人気らしいっすね。まあ、GAFAGAFA言うても流石に日本だと現実味が無いから、こっちが未だ人気なのかも?知らんけど。

 

これ、確か当方が若いころ、ゼロ年代前半にもおんなじ話があって、官庁行く超優秀層がGSに流れている、みたいな話がNHKの9時のニュース特集とかなんかでやっていた気がする。

 

この辺りの人気ってのもシクリカルなんだろうなあ、と。

 

まあ、リーマンでイワされて一時期外資金融は全滅したし、なんなら今も投資銀行・バンクは景気の悪い話しか無くて、AMやっている奴曰く、今はどの業種も中小企業も景気が良いのか賃上げを認めてくれる、BUT、金融機関を除いてな、と言う話で、二人して苦笑いした。この前。

 

話は戻るけど。

 

かっこいいっすよね。大手コンサルって、なんか。学生の頃に思い描く、あれ。

 

自分の知識とノウハウで経営層トップとやり合って、組織いじくりまわしたり、日経とかの表にドカンと乗るようなPJやっちゃう?M&Aやっちゃうう?みたいな。

 

まあ、ね。私もありましたわ。そんなおバカな気持ちが(笑)。

 

すうがくきらいで経営学科に逃げて、なまじいバカなのに戦略論とか組織論に嵌ってひたすらそうした分野勉強してて、これ面白い、この分野で何かやりたい、とか思って。

 

でもまあ、そうした「Top Tier」の大学出身で無いから現実的でないね、と言う事でさっさと"その道"は引き返したけど、これは自分を自分で褒めてあげたい。まかり間違って入ってしまったら(入ることは7億円当たるより無いけどw)、悲惨な、それはそれは悲惨なことになったろうからね。。。

 

まあ、当方が思うに、1stキャリアとしてコンサルはやめとけ。マジで。

 

ホントにコンサル関係やりたかったら。。。

 

①中央省庁をキャリアで入って5-7年くらいしてから転職

②BOJ、DBJJBIC入って5-7年くらいしてから転職

TOYOTAキーエンス、村田などの日本で今元気なメーカーに入って頑張って10年か15年、35歳くらいまでノウハウ積んで転職

④商社、メガで10年くらいやって転職

 

位ですかね(但し③は色々subject toなのでビミョー)。

 

ちなみに不動産(デベ)だとコンサルよりもAMなどのファイナンス寄りになっちゃうので、外資金融志すならありなのかな?知らん。

 

ダイレクトで何故コンサルをお勧めしないか、というと、新卒でポッと入って暫く下積みした程度のコンサルさんってその人が何らかの会計士、税理士とか結構難しめな資格でもないと、Youの専門知識ってなんなん?みたいな話になってとっても居づらくなるだろうな、というのが当方の雑感です。

 

だって、御本やCase Studyである知識なんて、社会人、職業人としてン十年積んできた人たちの前では「はあ?知ってるしなんなん。しかも現実的にworkしとらんやんけ。塩巻くぞ、コラ」みたいな感じでまるで歯が立ちません。

 

例えば自動車とか電機とか特定の分野で10-20年積んで転職したシニアのコンサルパイセンの資料づくり、ロジ回り下っ端として生きるのが精々で、まあ、それも最初の3年くらいは意義があるんでしょうけど、それがずっと続くとどうなんですかね、という話で。

 

まあ、確かにそのまま続けても業界の知見は頑張れば?実に着くと言えば着くんですが、所詮はOutsiderなので、「なんか結構知っている人」位にしかたどり着けないのですよ。もともと”その業界出身者"でもないので、そこで働いているひとの葛藤とか、苦悩の本当の所が良く判らず、結果的に共感を得にくい、という。

 

と言う事で、何が言いたいか、と言うと、コンサルになりたいとマジで思うなら、多分特定の業界や分野で経歴を重ねて、転職を検討するならまだしも、いきなり、「きれいなデスクで経営層と知識でやりあおう」的なノリで行くと危険。

 

多分間違いなく数年後には公務員試験に並ぶか出身大学の事務員試験をチャレンジするって絵が見えます。まあ、それもありかもしれませんが。。。